「高山流水」

 

意味

すぐれて巧みな音楽、絶妙な演奏のたとえ。また、自分を理解してくれる真の友人のたとえ。清らかな自然の意に用いられることもある。

*「流水高山」ともいう。

 

出典

「列子」湯問

 

故事

中国春秋時代、琴の名手の伯牙が、高い山を思いながら演奏したところ、友人の鍾子期は「まるであの高い泰山が目前にあるようだ」と評し、川の流れを思いうかべながら演奏したところ、「まるで滔々と流れる大河が目前にあるようだ」と評した故事から。鍾子期が死ぬと、伯牙は琴を打ち割り弦を断ち切って、終身琴を弾かなかったという。

 

 

ピアノが趣味で自宅でも楽しんでおられたA様です。

施設内で行事があると、ピアノリサイタルとして生演奏を聞かせてくださいました。

 

「ふるさと」、「お正月」、「しゃぼん玉」といった童謡が人気で、自然に口ずさみ、手を叩き、リズムを取りながら楽しまれました。

 

 

ちなみにA様の一八番は「ゴッドファーザー愛のテーマ」だそうです。

鍵盤を前に表情がキリリと引き締まる、A様の横顔が印象的でした。

(養力センター Y.O)

【華だよりの更新が滞っていた頃、昨年末のピアノリサイタルをこの度やっと記事にできました。】