「老いては孫に従え」
シニアファッションショーに祖父と出演しました。
祖父は、昭和3年3月生まれ、97歳です。
シニアファッションショーモデル候補ご利用者に欠員がでたため、祖父に急遽参加をお願いしました。
昨年8月、盆参りで転倒し、右大腿骨を骨折するまでは自宅で独居生活、介護サービスの利用はありませんでした。祖母が通ったデイケアすいすいの利用を勧めますが、「家に居たい」との希望で利用せず、週に1回清華苑の訪問リハビリにお世話になっています。
骨折を機に自宅で入浴ができなくなり週に2回訪問して入浴介助を手伝っています。「忙しいのにいつもありがとうな」と声を掛けてくれ、入浴後には、「はー、すっぱりした。」と喜んでくれます。(すっきりでもさっぱりでもなくなぜかすっぱりと言います。指摘をするとすっぱりが聞けなくなると思うのであえて本人には伝えていません。)
内孫の長男だった私は祖父や祖母に甘やかされて育ってきました。いつも優しく、大切にしてくれたことを覚えています。祖父や祖母の存在は私が福祉を志した原点です。
こちらこそいつもありがとう。読書家で勤勉なじいちゃんは私の憧れであり目標です。いつまでも元気でいてください。(週に1回くらいデイケアすいすいに行ってくれてもいいよ)
(老人保健施設 清華苑養力センター Y.O)