特養清華苑、介護員のNです。

私は、ご利用者の皆さんとコミュニケーションをとるとき、いつも共通の話題がないかを探しています。例えば、生まれた地、思い出の場所、趣味、得意なことなど。

共通の話題が見つかると、自然と会話に花が咲き、心の距離もグッと近づいていく気がします。

T様との共通は、生まれ育った地。

何気ない会話の中で、私が生まれ育った地がT様のお住まいに大変近かった事が分かりました。

「○○の角を曲がったら○○の酒屋さんがあって・・・」とお話をすると、「そうそうそうそう!!!」と相槌。「その先には○○があるねん。」と言われると、「はいはいはいはい!!!」と相槌。

まるでお互いにその地を歩いて回っているかのように、頭の中にその場所の光景が広がっていきます。

一緒にその場所を実際に歩いて散歩をすることはできませんが、グーグルマップを使って、画面越しにvirtual walkを楽しんでいます。

共通の話題があるとさらに会話が楽しくなり、時間があっという間に過ぎてしまいます。

これからもこのような時間を大切にしていこうと思います。

(特別養護老人ホーム 清華苑 K.N)