「善因善果」
読み方
ぜんいんぜんか
意味
仏教のことばで、善い行いからは、善い果報が得られること。果報は善い行いから生ずるということ。
対義語
悪因悪果 あくいん あっか
悪い行為には、必ず悪い結果や報いがあること。「悪因」は悪い結果をまねく原因。「悪果」は悪い報いや結果。人の行いの善悪に応じて、その報いが現れる(因果応報いんがおうほう)の悪いほうで、もと仏教の語。
用例
「善因善果、悪因悪果。仏果覿面てきめん」
清掃業務の委託先の職員さんです。
割り当てられた仕事が早くに終われば、空いた時間で「私にもできることを」と取り組んでくださいます。
今日は養力ガーデンの草抜きをしてくださいました。
「膝が痛くてしゃがむより、屈んだ方が楽。」、「できることがあるのが嬉しい。」と話しながら草を抜く手は休みません。
吊り下げ名札に「善因善果」と、年初にご自身で選んだという四字熟語が書いていました。
「(良いことは)あんまり目立たずに、こっそりやるからいいのよ」と教えてくださいましたが、お話しを聞いていると嬉しくなって記事にしてしまいました。
(養力センター Y.O)