老人保健施設の理学療法士を講師に招いて月に1回体操を行っています。
最近では、2つの事を同時に行う「デュアルタスク」運動をおこなっています。
体を動かし、頭を使う事には、認知症の予防効果があり、これを組み合わせて頭を使いながら体を動かす行為は、脳を刺激して活性化させる効果があります。
日々の生活の中でも、何気ないことでデュアルタスクを行なっている場面は多いです。
テレビを観ながら料理を作る、電話をしながらメモをする、話しながら歩くなど無意識のうちに2つの行動を同時に行っている事は、意外に多くあります。
初めは簡単な動作ですが、「さぁ次は足踏みも一緒に行いましょう」と足踏みを入れた途端に「あれ?!あれ?!」とリズムが崩れ、手・足・脳がバラバラに‥急に難しい指令が飛んできて大慌てな場面も見られました(T ^ T)職員も??な状態に(笑)
でもこれがいいんですね。出来なくても行おうとすることが大切です。
↓の写真は???と思われるかもしれませんが、身体を動かす場所が分かりやすいように番号を書いた紙を各所に貼っています。
入居者さんからは、「難しいけど、何となくできたらいいのよ」という声もあり、皆様大笑いしながら楽しく体操を行いました。
笑う事も大切ですね🎵 これからも健康寿命を延ばしていきましょう。
(ケアハウス清華苑シルバーライフ M.T)