これはノンフィクションです。

あるご利用者のお話しです。心が温まる内容だったので多くの方に知ってもらえればと思ってブログにあげてみました。

今月から週3回の通所利用を開始されました。

娘様は遠方までお仕事に通われており、お父様の介護休暇を終えて仕事に復帰されるにあたり、お母様の在宅生活に大きな不安を抱えておられました。

実際に仕事が始まると、お母様が不安からご友人を呼んだり、身体の震えから救急搬送や病院受診につながることもあり、宿泊サービスの利用も始まりました。宿泊を利用することで、娘様にも少し休息の時間が生まれました。

そんな中、娘様がふと感じたことがありました。仕事を終えて帰宅したとき、いつもなら灯っているはずの玄関の明かりが消えている。その光景に、寂しさを感じられたそうです。当たり前だと思っていた「家に帰れば母が待っている」という日常。その存在の大きさに、改めて気づかれたのかもしれません。

少し離れる時間があるからこそ、見えてくるものがある。

宿泊サービスは、ご家族の負担を軽くするだけでなく、大切な人への想いを再確認する時間にもなるのだと感じました。

これからも、ご本人とご家族、それぞれの想いに寄り添った支援を続けていきます。

(小規模多機能型居宅介護 大久保苑 R・F)