「文は遣りたし書く手は持たず」
意味
恋文を書きたいが、人に見せられる文字や文章を書くことができないと言い、代筆を頼むのも恥ずかしいと気をもむ様子。
*「文はやりたし書く手は持たず」とも。『江戸いろはかるた』の一つ。
テレビ電話を使った面会のときです。娘様に、「手紙を書いてよ。」とお願いされました。
目が見えにくいことを理由に、「そんなもん書けへんぞ~。」と照れたように笑って答えました。
電話を終えて、ハガキを用意すると娘様、奥様に宛てて手紙を書いてくれました。
「早く会いたいね。」
奥様に宛てた手紙はそう括られました。
(養力センター Y.O)