「得たり賢し」
読み
えたり かしこし
意味
うまくいった。しめた。
*物事が自分の思い通りに運んだときに満足して発する言葉。
用例
今年度の目標を達成し、得たり賢しとばかりに祝杯を挙げることにした。
類句
得たりや応
大正生まれのA様は今年、97歳になります。自宅で転び、腰椎圧迫骨折が原因で寝たきり状態となりました。
養力センターに入所してからも、圧迫骨折の進行に気をつけながら、端座位(ベッドに腰掛けるように座る)練習からリハビリが始まりました。
いまでは手摺りをもって立ち上がり、支えがあれば歩くこともできます。
「家に帰りたい」との気持ちがリハビリに向かう原動力となり、リハビリ担当者は確かな技能でご本人の身体機能を引き上げました。
ご入所からこれまでの経緯を知り、立てたとき、歩けたときの笑顔が見られるのはリハビリ施設で勤める職員の特権です。
ご本人の気持ちに応え、ご家族も精一杯の支援を決意されています。次はご自宅に帰ったときの、これまでで一番の笑顔を楽しみにしています。
(養力センター Y.O)