「天気雨」
天気雨(てんきあめ)は、気象の1つ。晴天にもかかわらず雨が降っている状態を指す。
雨粒が地面に到達するまでに雨雲が消滅・移動した場合に発生する。特に雲が対流雲だと、降雨後10分程度で雲が消えるため、天気雨が発生しやすい。
また遠方で降った雨が強い横風に流されることで天気雨になることもある。特に山間部では、山越えの際に雲が消えてしまうので、山越えの風に雨粒だけが乗って飛んでくることになり、その場合、天気雨を見ることができる。
必然的に日光が雨に当たりやすいため、通常の雨天よりも虹を観察できる可能性が高い。
天気雨という名称は、天気(=晴天)なのに降る雨ということからついた。同義語としては日照雨(ひでりあめ)という呼び方もある。また、雲が消えて雨だけが降る状態から、雨を涙と喩えた呼び方もある(「涙雨」「天泣」など)。
沖縄県では比較的日常的にみられる現象で、方言でティーダアミ(太陽雨)と呼ばれている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
晴れているのに雨が降りました。
ご利用者の送迎では虹が見えました。
写真ではまったく伝わりません。
(養力センター Y.O)