
2011年3月11日に発生した東日本大震災から、今年で15年を迎えます。
多くの尊い命が失われ、今なお復興の途上にある地域があることを、私たちは決して忘れてはなりません。
あの震災は、「災害はいつ、どこで起こるかわからない」という現実とともに、災害時には高齢者や障がいのある方など、支援を必要とする方ほど大きな影響を受けやすいということを私たちに教えました。

当苑は、地域の福祉避難所としての役割を担っています。
福祉避難所とは、一般の避難所での生活が困難な高齢者や要配慮者の方が、安心して避難生活を送ることができるよう支援するための場所です。
平時は高齢者の生活を支える施設である私たちですが、災害時には地域の皆様の命と生活を守る拠点の一つとして機能する責任があります。
そのため、日頃から防災訓練や備蓄の整備、関係機関との連携強化などに取り組んでいます。
災害への備えは、特別なことではなく、日々の積み重ねです。


「もしもの時に、地域の力になれる施設でありたい」
その思いを胸に、これからも安心して暮らせる地域づくりに貢献してまいります。
震災の記憶を風化させることなく、命を守る行動につなげていくことが、私たちにできる大切な防災の一歩だと考えています。
(特別養護老人ホーム 清華苑 T.I)
