10月12日(日)
私事ですが、ちょうど1年前の10月12日は、神奈川県の小田原に一人旅をしていました。
私はカメラが趣味ということもあり、念願の写真家の杉本博司氏が設計した「江之浦測候所」という美術館兼ランドアート施設に行きました。
車で7時間かけて行った甲斐がありました!とにかく感動でした!
語りつくすと長くなるので、この辺で。(ご興味がある方はHPご覧ください)
前置きが長くなりましたが、そんな写真好きの私が今回ケアハウスで企画したのは、「手展」。
普段、行事やご利用者のふとした日常の表情などカメラで撮らせて頂く事が多いですが、手に着目してみても面白いのではと思いました。
手には、その人がどんな仕事をしてきたのか、どんな生活を送ってきたか、どんな想いを抱えてきたかが刻まれています。
人生を象徴する部位として、ご利用者ひとりひとりの手をクローズアップさせて頂きました。
まず手を撮影させて頂き、その後すぐに編集し、プリントアウトした用紙にご利用者自身でタイトルをつけて頂きます。
まじまじと自身の手の写真を見ながら、この手を表す言葉を探される作業は、いままでの人生を振り返る機会の様でした。
皆さん、「ん〜どうしようかな〜。悩む〜」と言われながらも、そのお人柄をうつすような素敵な言葉を記されていました。
それぞれ、個性ある世界にひとつだけの手。80年も90年も100年も使われてきました。
どの手も生命力に溢れ、いきいきとされています!
ご利用者ご自身が書かれたタイトルも素敵です。
ご来苑の際は是非ご覧ください!!
(ケアハウス 清華苑シルバーライフ T.M)