「あの声で蜥蜴食らうか時鳥」

 

読み

あのこえで とかげくらうか ほととぎす

 

意味

美しい鳴き声で知られる時鳥が、蜥蜴を食べるような鳥であるということから、物事は上辺だけでは判断できないということ。

*江戸時代前期の俳人、榎本其角の句。

人やものは見かけによらないもので、外見と中身が異なり驚かされることのたとえ。

 

類句

蛇食うと聞けば恐ろし雉子の声

 

英語

You can’t judge a book by its cover.

表紙で本の中身を判断することはできない。

 

 

外見と中身が裏腹で驚かされたことを詠う句です。

 

彼はヤモリですが、肌の質感や色、力強い手足に太古のロマンを感じます。

 

 

漢字名(家守や守宮)から表されるように、昔から人家の近くに棲んで人や家への害虫を捕食することや、無毒でその臆病な性格から人に危害を加えないため、有益で幸運を運ぶ縁起のいい動物として扱われています。

【環境省HP 皇居外苑ニュースより引用】

(養力センター Y.O)