「テルマエ」

古代ローマの公衆浴場はバルネア (balnea)、テルマエ (thermae) と呼ばれており、多くの都市に少なくとも1つの公衆浴場が存在した。そこは社会生活の中心の1つになっていた。

古代ローマ人にとって入浴は非常に重要だった。彼らは1日のうち数時間をそこで過ごし、時には一日中いることもあった。裕福なローマ人が1人か複数人の奴隷を伴ってやってきた。料金を支払った後、裸になり、熱い床から足を守るためにサンダルだけを履いた。奴隷は主人のタオルを運び、飲み物を取ってくるなどした。入浴前には運動をする。例えば、ランニング、軽いウェイトリフティング、レスリング、水泳などである。運動後、奴隷が主人の身体にオイルを塗り、(木製または骨製の)肌かき器で汚れと共にオイルを落とした。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヨーロッパには浴槽に浸かる文化がないと聞きます。しかし、古代ローマには公衆浴場の遺跡が多数発見されているそうです。

 

歩いて入浴することができるご利用者を対象とした養力センターの一般浴です。一般浴は月曜日、木曜日の午前中が入浴日となります。

 

 

入浴する度に「いい湯だな」を熱唱されるご利用者がおられました。サビの部分を「♪清華苑の湯~」と言い換えてくださいました。

少し調子の外れた歌声は浴室に響きます。「気持ちいいなぁ」、感謝の気持ちが詰まった歌声をいまでも思い出します。

10年前、新人介護員だった頃の思い出です。

(養力センター Y.O